コラム
現役保育士が考える乳児の指導案
保育実習の中でも、責任実習は実習生にとって大きな挑戦ですね。
何をしたらいいのだろうかと悩む方も多いのではないでしょうか。
特に乳児クラス(0・1・2歳児)では、子どもの発達段階を理解し、安全面に配慮しながら活動を進めることが求められます。
今回は「新聞紙遊び」をテーマにした主活動の指導案を紹介しながら、計画の立て方や注意点について解説していきたいと思います。
責任実習の主活動 【新聞紙遊びを楽しもう】
▼準備物
新聞紙/ガムテープ/ビニール袋(大)/ビニール袋(取手付き)/大きな箱/うちわ/段ボールの的(丸めた新聞紙を当てる)
0歳児クラス編
▼主活動
新聞紙を使って触れ合い遊びを楽しむ
▼ねらい
新聞紙に触れた時の感触や音を楽しむ
保育者と一緒に遊ぶことで、安心感や信頼感を得る
1歳児クラス編
▼主活動
新聞紙を使った遊びを存分に楽しむ
▼ねらい
指先や手先を使った遊びを楽しむ
投げたり転がしたりと全身を使ったダイナミックな遊びを楽しむ
2歳児クラス編
▼主活動
新聞紙を使った遊びを存分に楽しむ
▼ねらい
自由な発想で遊ぶことで、想像力や表現力を豊かにする
自分の思いを伝え合いながら友だちや保育者との関わりを楽しむ
まとめ
新聞紙遊びは、簡単な素材で発達に合わせた遊びを展開できる活動です。
今回の指導案を参考に、自分なりの活動を考えてみてください。
もしうまくいかなかったらどうしようと悩んだ時には、担当の先生に相談するのも大切ですよ。
みなさんの実習が、子どもにとって楽しく、実りのあるものになりますように応援しています。