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覚えておくと良い鬼ごっこ~おすすめ5選~

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子どもたちは遊びの中から様々なことを学びます。
その中でも、鬼ごっこは体を動かしながらコミュニケーション力を育む遊びとして、定番の人気を誇ります。
今回は実習や保育現場で使える、ちょっと工夫したおすすめの鬼ごっこを5つ紹介していきたいと思います。

氷鬼(こおりおに)

▼基本のルール
鬼にタッチされたら、その場で「氷」のように固まります。
動けなくなり凍った人は、仲間がタッチすることで溶けて再び動けるようになります。

▼おすすめポイント
この遊びでは、「凍った仲間を助けよう!」と子どもたちが自然と助け合う姿が見られます。
仲間を助けにいくためには、鬼をどのように避けるか作戦を考えるのが面白いですよね。

▼注意点
事前に、周囲に危険な障害物がないか確認し、広い場所で行ってください。
また、鬼と逃げる人の偏りが出るとゲームバランスが崩れてしまうので、参加人数によって人数のバランスを調整することも大切です。

▼アレンジ
鬼にタッチされて凍った時のポーズを決める(動物のマネをする等)アレンジ方法があります。
開始前に子どもたちと話し合って決めると、より盛り上がりますよ!

色鬼(いろおに)

▼基本のルール
「赤」「青」などの色を鬼が指定し、鬼に捕まらないようにその色のものに触れる遊びです。

▼おすすめポイント
色の名前を覚えたばかりの小さな子どもにも楽しめる遊びです。
観察力や素早く判断する力を育むことができます。
また、外遊びでは自然物(花や葉っぱなど)の色に気づく楽しみも加わりますね。

▼注意点
事前に、周囲に危険な障害物がないか確認し、広い場所で行ってください。
子ども同士がぶつかり、怪我をしないためにも、全員が触れことができる色の物を指定すると良いでしょう。
周りに色があまりないときには、特定の色の小道具を用意しておくといいですね。

宝探し鬼ごっこ

▼基本のルール
鬼ごっこの中に宝探しの要素を加えた遊びです。
あらかじめ「宝」(カードやおもちゃなど)を隠しておき、子どもたちはそれを探しながら鬼から逃げます。
全員捕まえたら鬼の勝ち、宝を全部見つけて指定した場所へ持ってくれば逃げる人の勝ちというゲームです。

▼おすすめポイント
通常の鬼ごっこよりも協力したり駆け引きをしたりすることでゲーム性が高くなり、子どもたちの集中力や観察力を育てることができます。
また、宝探しが成功した時の達成感が、遊びへの意欲をさらに高めます。

▼注意点
事前に、周囲に危険な障害物がないか確認し、広い場所で行ってください。
宝を隠す場所は全員が安全に探せる範囲に設定しましょう。
また、宝が見つからない場合には、ヒントを出してあげると良いですね。

島鬼(しまおに)

▼基本のルール
複数の島(円)を作り、逃げる人はそれぞれの島(円)を移動します。
鬼は中には入れないので、外から手を伸ばしたり、島から島へ移動する子どもをタッチをする遊びです。

▼おすすめポイント
鬼はどのように追いかけたら捕まえることができるのかを考えたり、鬼同士で協力して挟み撃ちをしたりして作戦を考えて楽しめます。

▼注意点
事前に、周囲に危険な障害物がないか確認し、広い場所で行ってください。
島を大きくしすぎてしまうと捕まえられなくなってしまうので、島を小さくしたり細長くしたりと様々な形の島を作るようにしましょう。

線鬼(せんおに)

▼基本のルール
保育者が様々な方向に線を引き、その線から落ちないように鬼ごっこをします。

▼おすすめポイント
限られた逃げ場の中でどのように移動するのかを考えていくので、開始当初はすぐに捕まってしまう子も多いですが、次第に捕まらないようにはどのように逃げたらいいかと考えて遊べるようになります。

▼注意点
事前に、周囲に危険な障害物がないか確認し、広い場所で行ってください。
焦って逃げたときに友だちと正面衝突してしまう可能性もありますので、開始前に逃げるときには、「しっかり前を向いて走ること」や「友だちがいるところは無理矢理通らない」というようにしっかり約束事を決めてから開始するようにしましょう。


【まとめ】
鬼ごっこはシンプルながらも、工夫次第でさまざまなバリエーションが楽しめる遊びです。
それぞれの遊びには子どもたちが協力したり、運動したり、創造力を発揮したりする要素が含まれています。
皆さんがこのアイデアを活用して、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごせることを願っています。
どんな工夫が子どもたちに喜ばれるか、現場で試行錯誤しながら自分らしい保育スタイルを見つけていきましょう!

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