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乳幼児別!秋に読みたい絵本

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秋は読書の季節。
保育園でも秋ならではの絵本を通して、子どもたちに季節の移り変わりを感じてもらいましょう。
ここでは乳児向けと幼児向けに分けて、それぞれおすすめの秋の絵本を紹介します。

乳児向けおすすめ絵本5選


▲おつきさまなにみてる
(作:なかじま かおり)

夜空に浮かぶお月さまが、眠っている動物たちや赤ちゃんを優しく見守る様子を描いた絵本です。穏やかで優しい雰囲気と短い文章と柔らかいタッチの絵は、乳児の読み聞かせにいいですね。




▲くだもの
(作:平山 和子)

大人気のくだものがリアルに描かれていて、なしやぶどう、りんごなどの秋の果物も出てくるので「これなーんだ」と見せるのも楽しめます!絵本に手を伸ばして「パク!」食べる真似をして遊ぶのもいいですね。




▲おいもさんがね…
(作:とよたかずひこ)

目を覚ましたおいもさんが「よいしょ よいしょ」と地面から顔を出し、抜けたおいもが次のおいもを引っ張って次々に抜けていき…水たまりに落ちてしまいます。最後には「しんぱい ごむよう!」のかけ声をきっかけに焼き芋ができていく物語に文字通りほっこりします!


幼児向けおすすめ絵本5選


▲14ひきのあきまつり
(作:いわむら かずお)

大人気14ひきのシリーズの秋を舞台にした作品です!森のなかでかくれんぼをして遊ぶねずみの兄弟たち。ろっくんを探していると次第に森のなかへと入ってしまいますがそこでは不思議なお祭りが行われていて...秋の実りを存分に感じられますよ。




▲どうぞのいす
(作:香山 美子 絵:柿本幸造)

森の中に置かれた「どうぞのいす」を巡る動物たちの優しい心遣いを描いた絵本です。栗やどんぐりなど秋の実りが描かれていて秋にぴったりの、分かち合いの大切さを学べる作品です。




▲さつまのおいも
(作:中川 ひろたか)

土の中で暮らすさつまいもたちの日常を、ユーモラスに描いた絵本です。秋の味覚であるさつまいもを題材に、幼児の想像力を刺激します。最後は焼き芋になる展開で、秋の食べ物への興味も引き出せます。




▲あきやさいのあきわっしょい!
(作:林木林 絵:柿田ゆかり)

畑広場での秋祭りでおいもがおみこしかついで「わっしょいも!」とやってきます。続いてきのこやくだものもやってきて秋の味覚をたくさん感じる事のできるのでオススメです。「たのしいたけ!」のような言葉遊びも楽しめるのでくり返し見たくなりますね。


まとめ

今回紹介した絵本は、それぞれに秋の特徴を様々な角度から描かれています。
乳児向けの絵本はシンプルな絵と言葉で秋の雰囲気を伝え、幼児向けの絵本はより具体的な秋の風物詩や行事を題材。
園での読み聞かせでは、子どもたちの年齢や興味に合わせて選ぶことが大切です。
また、絵本を読んだ後に、実際に秋の自然に触れる活動(落ち葉拾い、どんぐり集めなど)を行うと、より深い学びにつながるでしょう。
子どもたちが秋の豊かさを感じ、季節の変化に興味を持つきっかけになるように環境設定を工夫していけるといいですね。

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