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実習を経験した先輩保育士から聞く!保育実習あるある

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幼稚園教諭や保育士になるためには、必ず実習は必須です。
時には子どもと関わる中で楽しいことや大変なこと、そしてたくさん悩む事があることでしょう。
今回は実習を経験した先輩保育士から聞いた、実習あるあるを紹介していきたいと思います。
これから実習を控えている学生さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

保育実習あるある

・先生と子どもの名前が覚えられない
実習する園によっても異なりますが、園児数が多い園の場合、クラスの人数や関わる先生の人数が多く、しばらくの間名前と顔が一致しなくて困ったなんてことも少なくありません。
クラスに慣れるまでは一日の流れと共に、子ども一人ひとりの特徴や好きな遊びをメモしておくと良いでしょう。
例えば、「電車が好きで声が高いAくん」というように書くことで、メモを見返した時に子どもの姿を思い出すことにも繋がります。
また、先生たちのことは「〇〇クラスのT先生」と記入しておくと良いですね。

・実習担当の先生に質問しづらい
担当の先生に質問したいことがあっても、保育中は忙しそうで申し訳ない気持ちになり聞きづらいことも。
その場で聞けなかったことは、メモをして反省会の時に確認するようにしましょう。
保育実習は、保育現場に携われる貴重な機会です。
「これを聞いたら迷惑かな?」と考えるよりも、「お忙しいところすみません」と断りを入れてから疑問に思ったことは聞いて学びを深めていきましょう。

・実習日誌と計画案作成で眠れない!?
実習期間中は、家に帰ってからも日誌や計画案の作成があり、気付いたら真夜中になっていたなんてことも。
少しでも実習期間中の負担を減らすためにも、計画案は実習のオリエンテーションの際に担当年齢を確認後、どのような活動をするのかを明確にして準備が必要な場合には実習前に進めておくようにしましょう。
責任実習で使う製作物の準備や実習最終日に子どもたちにプレゼントしたい物は、あらかじめ準備しておくと実習期間中であっても時間にゆとりを持つことができますね。

・子どもたちが話を聞いてくれない
実習生が「お片付けをしようね」と声をかけても反応しないのに、担任の先生の声が聞こえてくると片付けを始める経験はありませんか?
「何で私の話は聞いてくれないの?」と悲しくなるかもしれませんが、子どもたちと担任の先生は毎日一緒に過ごしている中で信頼関係を築いています。
そのため、担任の先生の話は聞くけれど実習生の話はなかなか聞いてもらえないということもよくある姿です。
そのようなときは、子どもたちが興味を持てるような声かけを意識すると効果的です。
片付けを促したいときには「先生とお片付け競争してみる?」というように実習生が楽しそうに声をかけることで、興味を示して片付け開始のきっかけになりますのでぜひ取り入れてみてくださいね。

・保育士に向いていないと落ち込む
「子どもが好きだから子どもと関わる仕事をしたい」という夢を持って勉強している学生さんは多いと思います。
しかし実習中は、上手くいかないことも多く、理想と現実の差に落ち込むことがあるかもしれません。
子どもが話を聞いてくれなくて悩んでいる上に、担当の先生から注意を受けた時には「もう私は保育士に向いていないのかも…」と本気で思うことも少なくはありません。
自信を失うこともありますが、最初は上手くいかなくて当たり前です。
失敗と反省を繰り返して、経験を積むことで保育士としてのスキルも高まってきます。
実習中は様々なことに挑戦して、失敗したら次に活かせば問題ありません。
できなかったことを責めるより、昨日より今日できたことに目を向けて自分を褒めながら実習に取り組んでいけると良いですね。

まとめ

期待と不安が入り混じる実習期間は考えることも多く辛いこともありますが、それ以上にたくさんのことを学べる機会です。
子どもたちから慕われる先生になるための第一歩を踏み出していきましょう!

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