コラム
梅雨時期、子どもたちが発散できる室内遊び!
梅雨時期は雨の日が多くなり、戸外遊びも減って室内で過ごすことが多くなりますよね。室内遊びの内容が定番のものしか無くなってしまうと、子どもたちも飽きてしまいます。
今回はジメジメした季節でも子どもたちが発散できる室内遊びをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
宝探しゲーム
クラス全体で遊ぶことができる「宝探しゲーム」は、頭と身体を同時に使って楽しむことができます。
隠す宝物を変えたり、隠す人を変えたりと遊びが広がっていきますよ。
【必要なもの】
・宝物(ぬいぐるみや手作りのイラストカードなど)
・宝物の写真や絵
【遊び方】
1.保育士が宝物を保育室内に隠す
2.隠した宝物の写真や絵を子どもたちに見せる
3.「よーい、スタート!」のと声で宝物を探し始める
4.制限時間内に子どもたちが宝物を見つけ出せたら、子どもたちの勝ち!
【楽しむためのポイント】
・事前にルールを決めておく
遊び始める前にしっかりとルールを決めておきましょう。例えば「お友達と同時に見つけた場合はじゃんけんをする」「探した時に出した絵本やおもちゃはその都度片付ける」など、取り合いになったり保育室内がぐちゃぐちゃにならないよう決めておくことが大切です。
・制限時間を設ける
難しい場所に隠した場合、なかなか見つからないと子どもたちが飽きてしまうことも考えられます。
遊びに臨場感を持たせるためにも制限時間を設けて、集中しながら楽しめるよう配慮しましょう。
・慣れてきたら、隠す場所の難易度を上げる
初めは簡単に見つけられそうな場所に宝物を隠します。子どもたちが探すのに慣れてきたら、徐々に隠す場所の難易度を上げて楽しみましょう。
また、保育者が隠すのではなく子どもたち数人に隠してもらい保育者も一緒に探して楽しむと遊びが広がっていきますよ。
ストップゲーム
音楽に合わせて身体を動かし楽しむことができる「ストップゲーム」は、子どもの体力も発散することができ梅雨の時期にぴったりです。
準備するものもないので、簡単に楽しむことができます。
【必要なもの】
・音楽(手拍子や保育士のピアノ演奏でも可)
【遊び方】
1.広い場所で子どもたちは大きな円を描くように歩く
2.音楽がなったら動き始め、止まったらその場でストップする
【楽しむためのポイント】
・身体を動かせる環境を整える
ストップゲームは音楽に合わせて動いたり止まったりするので、子ども同士がぶつからないように広い場所で遊びましょう。
ホールが空いていればホールで行い、保育室内の場合は障害物を避けておくことが大切です。
・慣れてきたら遊びの展開を広げていく
基本的なストップゲームに慣れてきたらアレンジを加えて遊びを展開していきましょう。
踊りながら動いたり、動物の真似をしながら動いたりとシンプルな遊びだからこそ様々なアレンジができます。
また、音楽のテンポを速くしたり遅くしたりとピタッと止まるのが難しいパターンもあると盛り上がりますよ。
絵合わせカードゲーム
お友達と協力し合いながら同じカードを見つけて楽しむ「絵合せカードゲーム」は、普段遊ばないお友達とも仲良くなれる遊びです。
【必要なもの】
・クラスの人数分の絵あわせカード
【遊び方】
1.子どもたちは大きな円になるように座って目を閉じる
2.保育者が子どもたちに1枚ずつ絵あわせカードを渡す
3.「よーい、スタート!」の声で、子どもたちは自分の持っているカードと同じ絵が描かれているお友達を探す
4.同じ絵が描かれているお友達を見つけたら、手を繋いでその場に座る
【楽しむためのポイント】
1.奇数の場合は保育士も参加する
クラスの人数が奇数の場合は、絵を合わせる子が残ってしまわないように保育士も参加するようにしましょう。
子どもが一人で残ってしまわないように配慮することが大切です。
2.絵合わせカードの絵柄は対象年齢に合わせる
絵合わせカードの絵柄は「動物」や「お花」「食べ物」などわかりやすいものから始めることをおすすめします。
子どもたちが慣れてきたり、年長組さんの場合は少し難易度を上げて「ひらがな」や「すうじ」「かたち」などで楽しむこともできますよ。
まとめ
梅雨時期に子どもたちが発散できる室内遊びをご紹介してきました。
雨予報が続くと子どもたちも思いっきり身体を動かしたりすることができず、室内遊びもマンネリしてしまいますよね。
ジメジメした気分を吹き飛ばすように、室内でもゲーム遊びを楽しんで保育にメリハリをつけていきましょう!