コラム
探検バックを持って春を探しにいこう!~ジップロックで作る探検バッグ~
寒い冬を乗り越え暖かくなると、戸外遊びも楽しめるようになってきますよね。
今回は子どもたちでも作ることができる「探検バッグ」の作り方をお教えしていきます。
ジップロックで作る探検バッグです。軽くて持ち運びやすいので、小さいクラスの子にもおすすめです。
必要な材料&使うもの
・ジップロック
・スズランテープ
・ビニールテープ
・カラーペンやシール
【使うもの】
・はさみ
・穴あけパンチ
作り方
1.ジップロックのジップ部分より下の両端にビニールテープを貼り、上から穴あけパンチで穴を開ける
2.肩から下げられる長さのスズランテープを3本用意し、三つ編みにする
3.穴あけパンチで開けた穴に2を通す
4.カラーペンやシールで、好きなようにデコレーションしたら完成!
作り方のコツ
ジップロックはそのまま穴を開けると、穴の部分が裂けてきてしまう可能性があるため、ビニールテープを貼った上から穴を開けるようにしましょう。
スズランテープを三つ編みにする工程は、ペットボトルで作った探検バッグと同様で、子ども自身で作るのが難しい場合は、スズランテープを一本にしても良いです。
春の探検を楽しむねらいや遊びの展開
保育の中で探検バッグを使ってのお散歩には以下のようなねらいや、遊びの展開があります。
・自然に触れ、様々な事象に興味を持つことができる
暖かくなり、戸外で遊ぶ時期にはぴったりの春は自然に触れ季節を感じることができます。桜の花びら一つでも、感触や匂いを直に感じることができ「このお花はいつまで咲くのかな?」「どうやって大きくなったのかな?」などと興味を持つことができるようになります。
・見つけたもので見立て遊びを楽しむ
探検で見つけた草花や枝を使って、見立て遊びを楽しみましょう。
たくさんの石や花びらを集めて、お店屋さんごっこを開いたり、砂場遊びでは見つけた自然のものを取り入れて料理ごっこなどを楽しむことができます。
子どもたちの想像力を大切にし、遊びの展開をしていけると良いですね。
・自分だけの手作り図鑑を作る
年長組さんになると、探検で見つけた花や虫はどういうものなのかを調べて自分だけの手作り図鑑を作るのもオススメです。
どこでみつけたのか、形や色、匂いや触感を大きな模造紙に書いて掲示するのも良いでしょう。
見つけたものを飾ったり遊びに使うだけでなく、子どもたちが自ら調べ、まとめたものを発表できる場を設けると、学ぶことの楽しさを知ることができますよ。