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ピアノが苦手な人でもこのポイントを抑えれば大丈夫

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ピアノに苦手意識を持つ保育学生さん、多いですよね。
子どもたちの前でピアノを弾きながら歌うのは、簡単そうに見えてとても大変。
ピアノが苦手な人は「何度練習してもうまく弾けない…」と辛い思いをしたこともあるはずです。
ここでは、ピアノが苦手な人でも「このポイントを抑えれば大丈夫!」といった点をいくつかご紹介します!
ピアノの練習をするときの参考にしてみてくださいね。


ピアノが苦手な人の練習方法は?

ピアノが苦手な人の練習方法は?

保育士を目指す学生の中には、小さい頃からピアノを習っていたという人もいれば、大学に入ってからピアノを始めたという人も少なくないです。
ピアノは就職試験でも実技として行う園があるため、少しでも弾けるように頑張って練習していきましょう。


・毎日30分だけでも練習をする
実習中だけでなく、ピアノが苦手な人は普段の生活の中で毎日30分だけでもピアノの前に座り練習する習慣をつけましょう。
長時間の練習は手も疲れますし、集中力が続かないので、短時間で毎日練習することが大事です。
ピアノは慣れてきたら少しずつですが確実に上手になってくるので、ピアノを恐れず鍵盤に触る癖をつけると良いですね。

・片手ずつ、ゆっくりと弾く
まずピアノが苦手な人は、いきなり両手で弾こうとせず片手ずつゆっくり弾いてみましょう。
メロディー部分である右手を何度も弾いて、慣れてきてから伴奏部分の左手の練習をします。
片手ずつ上手に弾けるようになったら次は子どもたちの前で弾くことを想定して、楽譜や鍵盤を見ずに弾く練習をしていきましょう。
片手ずつでも感覚的に弾けるようになったら、ゆっくりと両手で合わせて弾きます。
始めはぐちゃぐちゃになってしまいますが、ワンフレーズごと練習していくと、少しずつ形になってきますよ。

・楽譜に間違えやすい箇所などを書き込む
楽譜をただ見て弾くのではなく、自分がよく間違える場所に丸をつけたり、パッと見て音階がわからない箇所には書き込みをしたりと、自分のものにしていくと意識して弾いていくことができます。
実際の保育現場では、楽譜ではなく子どもたちを見ながらピアノ伴奏をしなくてはいけません。
楽譜に書き込んだ点を重点的に練習し、最終的には楽譜を見ずに弾けるよう練習していきましょう。


実習中のピアノで大切なことは?

実習中のピアノで大切なことは?

ピアノ伴奏をするとき、1番気をつけることといえば「間違えず、止まらずに弾くこと」だと感じる人が多いです。
ですが、子どもたちの前でのピアノ伴奏は間違えずに弾くことよりも大切なことがいくつかあるのです。


・子どもの表情を見ることが大事
ただのピアノ伴奏とは違って、保育中のピアノは子どもたちの表情を見ながら弾くことが何よりも大切です。
歌を歌うとき、子どもは先生の顔をしっかりと見ています。苦手なピアノを弾いていると、つい顔もこわばってしまいますが、笑顔で子どもたちを見ながらゆっくり弾くことを意識しましょう。

・毎日弾く歌は完璧に弾けるよう練習する
保育の流れで朝の会、帰りの会に歌う歌は固定されているところが多いです。
実習中、ピアノを弾く機会が訪れると思いますが、実習が始まる前のオリエンテーションなどで「毎日歌う歌はあるか」の確認をしておきましょう。
楽譜があればコピーさせてもらい、実習が始まる前までに、毎日歌う歌だけでも弾けるように練習しておくことが大切です。

・苦手でも挑戦することが大事
ピアノは得意な人も苦手な人もいる、ということは現役の保育士さんが1番分かっています。
実習では「ピアノは得意?」と聞かれることもあるでしょう。
苦手な人は正直に「苦手ではありますが、頑張って練習しています」と伝えることが大事です。
メロディー部分だけでも完璧に弾いて、伴奏は簡単な和音だけにしたりと、工夫することもできます。
同じ曲でも難易度別の楽譜が出ているので、自分に合ったものを選んで練習していけると良いですね。


まとめ

ピアノが苦手な人は、毎日短時間でも鍵盤に触れる習慣をつけ、片手ずつゆっくりと練習していきましょう。
初めから上手に弾ける人はいないので、楽譜に書き込みを入れながら少しずつ曲のテンポに合わせて練習してみてください。
ピアノを弾く時は、何よりも子どもたちの表情を見ることが大事です。
楽譜にとらわれすぎないよう、前を向いて弾く練習もしてみてくださいね。
ピアノを恐れず、自分ができることをコツコツと行うことで確実に上達するので、頑張っていきましょう!


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