コラム
園見学や実習のお願いをするために電話をかける時、気を付けるべきことは?
就職活動中に気になる園を見つけたら、見学や実習して園の雰囲気を知りたいところですよね。
実際に訪問することでどのような保育しているのかが分かりますし、自分が働くことになった時のイメージもしやすいのではないでしょうか。
園見学や実習をお願いするためにはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。
今回は電話で依頼するときに気をつけることを4つ紹介していきましょう。
電話をかける時期や時間帯
■時期
まずは、園の求人情報に園見学や実習が可能な時期が掲載されているかを見てみましょう。
3月頃から次年度に向けての園見学を開始する園もありますが、以下の時期は大きな行事を控えている園が多い時期となりますので、申し込む際に注意しておきましょう。
・2月下旬から3月上旬(卒園)
・4月(新学期)
・10月(運動会)
園によって行事の日程が異なりますので、申し込みをしたい日から2週間から1ヵ月前には電話して、訪問可能かどうかの問い合わせをしましょう。
前日や直前に電話をかけることは保育園に迷惑がかかりますので、予定を計画的にまとめて余裕を持って行動できるといいですね。
■時間帯
子どもたちが登園・降園する朝や夕方の時間は、保護者との対応に忙しい時期ですので避けましょう。
電話する時間帯としておすすめなのが、13時から14時30分までの時間帯です。この時間はお昼寝する子どもたちが多く、保育士も休憩したり書類作成をしたりと対応しやすいでしょう。
園にもよりますが、注意したいのが15時頃。
子どもたちが起床しておやつの準備が始まりますので、14時30分前にはかけるといいですね。
話し方に気をつける
初めて電話をかける時は、とても緊張しますね。
緊張して声が出づらくなることもあるとは思いますが、かける前に話すことをしっかりとまとめましょう。
話すことがまとまっているとゆとりをもって会話ができますよ。
話し方の注意点は以下の3つです。
【笑顔を心がけて明るく元気な声で話す】
電話は対面で話すときよりも声が低く聞こえがちですので注意が必要です。
笑顔で話すことで自然に声のトーンが上がり相手に明るい印象を与えることでしょう。
【丁寧な言葉遣いを意識する】
敬語で話すことを意識しすぎて不自然な表現にならないように事前に正しい敬語を復習しておきましょう。
例えば、よく聞く「伺わせていただきます」は二重敬語にあたります。
この場合には「お伺いいたします」と表現するといいですね。
語尾を伸ばしたり、会話の間に「えっと...」と言ったりすると、相手に不快感を与えてしまうこともあります。
保育士として働き始めてから子どもたちの前でも正しい日本語を使うためにも普段から正しい言葉遣いを意識していきましょう。
【挨拶やお礼をしっかり伝える】
電話する際に、
「お忙しいところ失礼いたします」
「お時間を頂きありがとうございました」
と挨拶を一言添えるようにしましょう。
相手を気遣う気持ちを持てると保育士として働き始めてからも職員同士のコミュニケーションを図ることにも繋がります。
確認したい事項をまとめる
電話で確認したいことを事前にまとめて、必要事項を見ながら電話しましょう。
【確認すること】
・園見学の日程や時間
・持ち物や服装
・駐車場(車で行く場合)
上記の項目は必須ですので間違いがないか「確認してもよろしいでしょうか」と復唱できるといいですね。
電話をかける環境に気をつける
言葉遣いや話す内容を適切に伝えていたとしても、電話越しの環境が悪く聞こえづらい場合には相手に不快な思いをさせてしまう可能性もあります。
落ち着いて話ができる静かで電波も良好な場所を選びましょう。
まとめ
電話をかけるときには緊張して思うように伝えられずもどかしい思いをすることもあるでしょう。そのような場合でも焦らず落ち着いて話をしましょう。
話すことをまとめることで相手にも伝わりやすいでしょう。
園見学や実習を通して自分に合った園が見つけられるといいですね。
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