コラム
実習最終日に子どもたちへプレゼント どんなものをつくる?
大変なことも多い保育実習ですが、実習最終日には感謝の気持ちを込めて「子どもたちへプレゼント」を贈ろうと考えている方もいるのではないでしょうか。 プレゼントを贈るのなら、子どもたちの喜ぶものを贈りたいですよね。 ここではプレゼントを贈る際の注意点や、実習最終日に子どもたちが喜ぶ簡単に作れるプレゼントはどんなものかをご紹介していきます。
プレゼントを作る前に確認しておくこと
まず子どもたちのプレゼントを作る前に、いくつか事前に確認しておかなくてはいけないことがあります。 最終日にプレゼントを贈りたいなと考えている場合は、何か作ろう!と行動する前に事前確認をしっかりしておきましょう。 ■実習先にプレゼントを渡して良いか確認する 子どもたちにプレゼントを贈りたいという気持ちは素敵ですが、園によっては「最終日のプレゼントは実習生の負担になるので遠慮している」というところもあります。 普段の実習だけでも大変な中、プレゼント作りをするということは実習後の作業になるのが基本です。 感謝の気持ちを伝えたい、ということで「プレゼントを贈りたいと思っているのですが、良いですか?」と園側に事前に確認しておきましょう。 ■プレゼントを贈る対象は? 園側からプレゼントを贈る許可がでたら、その時にプレゼントを贈る対象をどうしたら良いのか相談してみましょう。 実習期間によっては、複数のクラスを回っていたり特定のクラスのみに入っていたりと、関わっていた子どもたちがそれぞれいます。 園全体へという形で渡すのか、担当クラスの子どもたちへという形で渡すのか、最適な案を考え相談してみてくださいね。 ■渡す子どもたちの年齢にあったものを考える プレゼントを渡す対象が決まったら、渡す子どもたちの年齢にあったものをプレゼントすることが大切です。 実習の感謝を込めてのプレゼントは、基本的に手作りで子どもたちに喜んでもらえるようなものを考えましょう。 子どもの年齢に合っていないものは避け、実習中に「これは子どもたちも喜ぶかも!」というものを見つけられると良いですね。
プレゼントを作る時に注意すること
プレゼントを作る時にも注意しなくてはいけない点がいくつかあります。 実習の最終日まで気持ちよく終えられるよう、以下の3点に気をつけて製作していきましょう。 ■色や形、大きさに差が出ないようにする プレゼントを複数の子どもたちに贈る場合は、色や形、大きさなどに大きな差が出ないよう気をつけてください。 色を分ける場合は男女別やグループ別にするなど、配慮しましょう。 子どもたちの中で「こっちの色が良かった!」「こっちの方が大きい!」とトラブルにならないためにも、なるべく同じようなものを作ることが大事です。 ■高価な材料は使わず、材料費が適切なものを使う 子どもたちへ贈るプレゼントは高価な材料を使わずに、適切な材料費のもと作るようにしましょう。 プレゼントを作る材料費は基本的に実習生が負担することになるので、高価な材料を使った場合経済的な負担にもなります。 実習先によっては「園にある画用紙など使って良いよ」と言ってくださるところもあるので、保育実習のプレゼントとして適切な材料を選んでくださいね。 ■実習中の負担にならないようなものにする 実習中は普段の生活とは違うリズムで過ごし、日々学ぶことばかりで体力的にも精神的にも疲れやすくなっています。 そんな中で難しいものや手の込んだものをプレゼントするとなると、さらなる負担がかかりますよね。 最後まで実習に集中するためにも、子どもたちへのプレゼントは簡単に作れるものを考えていくのが良いでしょう。
簡単に作れるプレゼント3選
■折り紙で作る手作りコマ 保育実習のプレゼントとして人気なのが折り紙で作る手作りコマです。 特に幼児クラスに人気で、子どもたちは夢中になってコマを回して遊んでくれますよ。 ■メッセージ入りメダル 特別な時にもらえると嬉しいメダルをメッセージ入りでプレゼントしてみましょう! メダルは子どもたちに喜んでもらえるもののひとつです。 担当したクラスの子どもたち一人一人に一言メッセージを書いて素敵なメダルを直接の首にかけてあげましょう。 ■ポップアップメッセージカード ポップアップのメッセージカードは園全体へのプレゼントとしても使えます。 子どもの好きな動物やキャラクターなどが飛び出るカードは乳児クラスでも喜んでもらえるプレゼントですよ。
まとめ
実習最終日にプレゼントを贈る際の注意点や、おすすめのものをご紹介してきました。 実習期間は学ぶことがたくさんあり大変な時期でもありますが、一緒に過ごした子どもたちや園には感謝の気持ちを伝えたいですよね。 自分にできる範囲内で素敵なプレゼントを考えて作り、最終日も笑顔で過ごせるようなプレゼントを贈ってみてください!