コラム
絶対保育士になりたくなる!素敵な実習先エピソード
保育士になるためには保育実習が必須ですが、毎日がドキドキの連続ですよね。どんな先生方がいるのか、子どもたちと一緒に楽しむことができるのか不安も多いことでしょう。 そんな中でも「やっぱり保育士になりたい!」と改めて感じられる貴重な時間でもあります。大変な実習期間でも絶対保育士になりたい!と思えるような、実際にあった素敵な実習先のエピソードをご紹介します!
保育士同士の連携プレーに驚き!
・子どもが大怪我!その時、保育士たちは? 実習先の園で自由遊びをしていた時の出来事です。年長の男の子たち数名がホールでサッカーをしていました。ある男の子A君がボールを蹴るのに夢中になり、周囲を見ておらず近くにあった柱に正面から激突!なんと柱の角に額をぶつけてしまい、出血してしまいました。 A君は血が出たことに驚きパニックで大号泣、近くで遊んでいた子どもたちも驚きでホール内が慌ただしくなりました。 その時、近くにいた保育士はすぐにA君の怪我の対応を。他の保育士は遊んでいた他の子達を落ち着かせ、一度ホールではない場所に遊ぶ場を変えました。誰が指示するでもなく保育士同士が阿吽の呼吸で子どもたちを落ち着かせ、安全に楽しめるよう切り替える姿は「保育士って凄い!」と改めて感じられた場面でした。 ・子どもを全力で楽しませる姿に感動! クラスでお誕生会を開いていた時間の出来事です。お誕生会の日には保育士が出し物をして子どもたちを楽しませていました。 この日行われたのは3匹のこぶたのペープサートで、保育士2人が出し物をしていたのですが、絵本を読み聞かせるのとは違い細かな動きや掛け合いなど、夢中になれる要素がたくさんありました。子どもたちを全力で楽しませよう!と感じられるくらい素敵な出し物で、子どもたちも大喜び!笑顔あふれる誕生会を身近で体験して「素敵だなぁ」とほっこりしました。
頑張る活力は、子どもたちから貰う
保育実習は楽しいことよりも大変なことの方が多いかもしれません。そんな中でも、やはり保育士という夢のために頑張ろう!と思えたのは、可愛い子供たちがいたからです。大変な実習期間に子どもたちに助けられた、嬉しいエピソードをご紹介します。 ・「楽しかった!」の一言で努力が報われる 保育実習中には、設定保育の一部分を担当することがありました。初めて自分で指導案を書き、実際に子どもたちの前に出て設定保育を行うのは心臓が飛び出るほど緊張しますよね。 実習中の設定保育は「室内での製作」と決まっていたので、紙コップを使った音のなる楽器を製作しました。緊張しながらも子どもたちのペースを見ながら製作を行い、最後はみんなで好きな歌に合わせながら作った楽器を使い楽しむことができました。 子どもたちから「楽しかった!」「また後で一緒に鳴らして遊ぼう!」と笑顔で言われた時は「あぁ、絶対保育士になろう!」と思えるくらい嬉しかったのを覚えています。 ・心のこもった手紙で元気をもらう 保育士実習は約1週間から2週間ほどで、各クラスを回り色々な子どもたちと接してきました。クラス内の設定保育だけでなく、園全体で遊ぶ自由遊びの時にも「〇〇先生〜!」とにこやかに声をかけてくれる子たちが多くいましたのは、とてもありがたかったです。 なかでも「先生にお手紙!」と言って、保育中の私の絵と「〇〇せんせい、だいすき」と書かれたお手紙をもらったときはとても嬉しく、保育士として子どもたちの成長を見守りたいなぁと思えた瞬間でした。 ・子どもの成長を身近で感じられる貴重な時間 私が実習をした時期はちょうど運動会シーズンで、運動会の取り組みをしているときでした。各クラス色んな種目の練習をしていましたが、特に大盛り上がりだったのが年長組のクラス対抗リレーです。 子どもたちがクラス内で「どうやったら早く走れるのか」「バトンの受け渡しはどうするのが良いのか」など話し合いをした上で、実際にリレーに取り組みます。真剣な話し合いの末、早く走ることができて一位になれたり、時には負けて涙する姿を見たり、こうやってたくさんの経験をして成長をしていくんだなと実感しました。保育士という職業は、子どもの成長を身近で感じることのできる素敵な職業だなと実習中に何度も感じることができましたよ。
まとめ
実際にあった実習先のエピソードをご紹介しましたが、大変な期間でも「保育士ってすごい!」「こんな保育士になりたい!」と思える出来事がたくさんありました。 保育士同士の連携がしっかりしているからこそ、子どもたちは安心安全な生活ができ、笑顔で楽しめるのだなと実感できましたよ。 子どもたちの笑顔を支えにしながら、実習期間中にたくさんのことを吸収できると良いですね!